「買ってよかった!」と思うおもちゃのひとつに、『コップがさね』があります。
『スタッキングカップ』とも呼ばれていたり、色々なメーカーから出ていますね。
今日は、コップがさねに関して、娘がやっていた遊びと、良いところをまとめてみます。
『コップがさね』との出会い
コップがさねを知ったきっかけは、子育て支援センターでした。
当時まだズリバイもできなかった娘が、このおもちゃに手を伸ばして前に進もうとする仕草を見せたのです。目を輝かせていて、あからさまに他のおもちゃよりも興味を示したのです。
カラフルな見た目と、てっぺんのクマちゃんがおもしろいのかな〜?と思いました。
これはズリバイの練習になるかも!と思ったのと、単純に見た目が可愛かったので、購入することにしました。
購入したのは、生後7ヶ月の時でした。
『コップがさね』の遊び方 〜0歳〜
転がして目で追う遊び
購入当初はズリバイもおすわりもできなかったので、うつ伏せになっている娘の手元に『コップがさね』を置いてあげました。
そうすると、勢いよく横に倒しました。
横に倒すと、コップはバラバラになりながら色々な方向に転がっていきます。
それを見るのが楽しいみたいでした。
転がったコップをまだ自分で集められないので、親が集めて、また娘が倒して、と繰り返し遊んでいました。
ズリバイで取りに行く遊び
先ほど書いた通り、「ズリバイの練習になるかも」と思って購入したのですが、その思惑通り、娘がズリバイするようになったのは、このおもちゃがきっかけとなりました。
娘はとにかくこのおもちゃを見ると目を輝かせたので、少し離れたところに置き、ズリバイを促してみました。
この『コップがさね』を、「ぬおぉ〜!!絶対触ってやる〜!!」という感じでフガフガ言いながら前に進み、触りにいきました。
更に、倒して転がったコップを追いかけるためにまたズリバイ。
どれを追いかけようかな〜とキョロキョロ選んでるのが可愛かったです。
ズリバイさせるのは別に焦らなくてもよかったんですが、当時、周りの子たちは好奇心旺盛で何にでも突進していく子が多かったのに、娘はのんびりしていて寝っ転がってるだけだったので、もうちょっと活発に動いてくれたらなぁ…という気持ちだったんです。
興味を持ったものに向かって進む姿を見ることができて、嬉しかったです。
コップ同士をぶつけて音を出す遊び
おすわりができるようになった頃は、コップを右手と左手にひとつずつ持って、カチカチとぶつけて遊んでいました。
赤とピンクをカチカチしたら、次は青と黄色に持ち替えてまたカチカチ。
というふうに、一度やり始めたらしばらく遊んでいたので、家事をしなければならない時や、気をそらす時のおもちゃとして重宝しました。
口に当てて声を出す遊び
口に当てて声を出す遊びも好きでした。
声がこもって響くのがおもしろかったようです。
これも、大きいコップ、小さいコップをかわるがわる口に当てていました。
『コップがさね』の遊び方 〜1歳〜
重ねる遊び
1歳を過ぎると、大きいコップの中に小さいコップが入ることを発見したようで、入れたり出したりしていました。
でもまだ近い大きさは違いがわからないようでした。
そこで、よりわかりやすくするために、個数を減らして渡してみました。
どういうことかと言うと、
1個飛ばし(1個おき)のセットを作ったのです。
つまり、小さい順に上から1、2、3、と番号を振るとすると、奇数だけもしくは偶数だけを渡しました。
こうすると、大きさの差がわかりやすくなるからです。
少ない個数で重ねるのに慣れてきたら、10個全てに挑戦させてみました。
もちろん、すぐにできるようにはなりませんでしたが、
3個重ねられた!
わっ!今日は4個重ねられた!
5個重ねられるようになったー!
というように、少しずつ成長が見られるのが嬉しかったです。
10個のコップを、「あれ?入らない。こっちかな?これも入らない。こっちかな?」という感じで考えながら重ねていく様子に、「すごいなぁ!」と、親バカモード全開でした。
親が積んだものを崩す遊び
この『コップがさね』は、重ねて遊ぶほかにも、タワーのように積み上げて遊ぶこともできます。
これは、自分で積み上げるより先に、まず、親が積み上げたものを崩して楽しむのが先でした。
コップ自体が軽いので、プレイマットの上なら音も気にならず遊べました。
積む遊び
次第に自分で積むようになっていくのですが、これも毎日少しずつできるようになっていくのが感動でした。
タワーが完成した時は、娘を抱きしめて喜んでしまいました。
「重ねる遊び」もそうですが、成功体験に繋がります。
がんばって、できなくて、考えて、工夫して、できたー!!という喜び。
うまくいかなくて、悔しそうな顔でぐちゃぐちゃにした時も、「グッジョブ!グッジョブ!」とほめてあげました。
『コップがさね』の遊び方 〜1歳半以降〜
おままごとで遊ぶ
1歳半頃に“おままごと”が好きになり、食べるマネ、飲むマネ、お人形に食べさせるマネなどをするようになりました。
このコップを手に取り、「ごっごっ(ごくごく)、おいち〜!」と飲むマネをしたので、ほほえましかったです。
おもちゃの野菜などを入れてお皿に見立てて遊んだりもしていました。
並べて遊ぶ
物を並べるのが好きな時期には、このコップを一直線に並べたり、テーブルに沿って並べたりして遊んでいました。
こんなふうに、他のこまごましたおもちゃ達の一緒に集めて並べたり。
一人で黙々と作業していました。
中に物を入れて遊ぶ
中に物を入れるのも楽しんでいました。
これは、親の私も本当にワクワクしました!
その日の娘の気分と感性で、とてもすてきな芸術作品になるので、できあがった作品を見るのが毎回楽しみでしたよ🤗
洗面所からバスマットを持ってきて、その上に並べたり、
ボールを入れたり。
青のコップには青のボールを入れて、黄色のコップには黄色のボールを入れて、というように、色を意識していた時もありました。
まとめ
『コップがさね』の良いところ
・成長に応じて遊び方が変わり、長く楽しめる。
・カラフルで色の違いを認識できるようになる。
・重ねたり、積んだりすることで大きさの違いを認識できるようになる。
・成功体験ができる。
・子どもの成長している様子が見られる。
・軽くて子どもでも持ちやすい。
・重ねて片付けられるので場所を取らない。
・丈夫で長持ち。
・見た目が可愛い。
これまでも色々な景色を見せてくれたコップがさね。
2歳以降にどんな遊び方をするかな。
また新たな発見があるかな?😊
楽しみです😊