おそらく多くの親御さんは、『赤ちゃんが泣き止む方法』と検索したことがあるのではないでしょうか。
あまり泣かない子、よく泣く子、泣いてもあやせば泣き止む子など、いろんな赤ちゃんがいますよね😊
私の娘は、大きな声でよく泣く、そしてなかなか泣き止まない赤ちゃんだったので、色々な方法を試しました。
その中で効果がなかったもの、あったものを紹介します。
もちろん、子どもによって合う合わないがあると思うので、あくまでうちの娘の場合ということで書くのですが、参考にしていただいたり、共感していただけたら嬉しいです。
助産師さんからのアドバイスも共有します😊
何をしても泣き止まなかった新生児期
新生児期は何をしても泣き止まなかった思い出があります。
まだ昼夜の区別もつかない時期なので、昼間よりも夜中のほうが泣いていましたね。
里帰りをしていたので、夜中は、父、母、私の3人で交代しながら抱っこしていました。
暑いのかな?とか、ベッドの寝心地が悪いのかな?とか、あれこれ考え、寝かせる場所を変えてみたりもして…。
私も初めての子で、親にとっても初孫。
みんな必死で四苦八苦していたのを思い出します。
一番泣いた時期!生後2ヶ月
さて、娘が一番泣いた時期は、生後2ヶ月の頃でした。
今産後2年経ちましたが、当時の楽しかったことを思い出そうとしても、泣いていた記憶しかないです…。
抱っこして家の中をぐるぐるぐるぐる歩いたり、ひたすらトントンしたり、ゆ〜らゆ〜らしたり。
いろんなことを試したので、【泣き止まなかったもの】、【泣き止んだもの】を、それぞれ紹介します。
声が枯れるほど泣いて心配になり、【地域の助産師相談】を利用したので、その経験も併せて書きますね。
泣き止まなかったもの
まず、泣き止まなかったもの。
■ビニール袋をカシャカシャする
■掃除機の音
■ドライヤーの音
この三つは、赤ちゃんが泣き止む方法として有名ですよね。
胎内音(お母さんのお腹の中で聞こえていた音)に近いから安心するのだそうですね。
家にあるものですし、私もまずはこれを試しました。
ところが、、、ピクリとも泣き止みませんでした。
さて、ビニール袋・掃除機・ドライヤーの次に試したのは、これです。
動画配信サイトで「赤ちゃんが泣き止む音楽」を探して聞かせた
こういうの、たくさんアップされているんですよね。
「これもダメ?じゃぁ、これはどうかな?」
なんて、次から次へと聞かせてみましたが、むしろ大きな泣き声にかき消されましたね…
ちなみに、オルゴール音は、生後6ヶ月頃から寝かしつけで効力を発揮しました!
聞かせると、寝付くのが早かったです。
さて、音関連で試したものが、まだあります。
家にあるものでダメならおもちゃを試してみようと、下記の物を購入しました。
■ベッドメリー
■ガラガラのようなおもちゃ 2種類
■胎内音が鳴るおもちゃ 2種類
音の出るおもちゃを鳴らしてみる作戦です。
ベッドメリーとガラガラは、鳴らし始めだけピタッと泣き止みました!
でも、数秒経つとまた泣き始めてしまう感じでした。
ガラガラも、手で掴めるようになった3ヶ月からは喜んでいました。
胎内音の出るおもちゃも、2種類試しましたが無反応でした。
たまたま買ったものが娘に合わなかったのかもしれませんが、その後も成長する度に(2ヶ月おきくらいに)試してみて、ずっと効果なしでした。
音関連の次に試したのは、赤ちゃんを乗せるグッズです。
■スリング
■バウンサー
スリングは、家の中でずっと抱っこしているのが大変だったので購入したのですが、泣き止みませんでした。
そして私が良い付け方をしていなかったせいもあり、肩への負担が大きく、決して楽とは言えませんでした。(後日、助産師さんに指摘され、付け方を変えたらだいぶ楽になりました。)
バウンサーは、5分間だけご機嫌で乗っていられました。
1日に3〜4回は乗ってくれたので、その間に、自分の食事をとったり、家事をしたり、横になったり…。
貴重な5分間でした。
泣き止んだのはコレ!
娘が泣き止んだものはコレでした。
■妊娠中から歌っていた子守唄
■換気扇の音
■水道の水を流す音
娘がまだお腹にいる時から、娘に語りかけるように毎日歌っていた曲が2曲あります。
その曲を換気扇の下で抱っこしながら歌うと、目がとろ〜んとしてきて、寝てくれることが多かったです。
歌だけ、もしくは換気扇だけだと泣き止むまでに時間がかかりましたが、ダブル効果だと早かったです。
ウトウトする娘の顔を見ながら、妊娠中の穏やかな気持ちも思い出すこともできたので、良かったです。
それ以降は、娘の好きな曲がたくさんでき始め、そっちを歌って!と言われるので、歌う機会がなくなっていきました。
娘が大人になったら一緒にカラオケに行って、「これあなたに毎日歌ってたんだよ〜」と言ってもう一度歌ってあげるのが夢です。
さて、換気扇や水道の音は、やはり胎内音に似ていて落ち着くのかなと思います。
水道の水を流す音は、ピタッと泣き止みました。
普通に流しておくのは水が勿体無いので、ポットに水が溜まるようにして、沸かして飲用水にしたり、洗い物の桶につけ置き用の水を溜める時だけこの方法を使うなどしていました。
タンク式の食洗機を使っているご家庭なら、食洗機用にお水を汲んでしまえば一石二鳥かもしれませんね。
本当にピタッと泣き止むのでびっくりでした。
水を止めた後も不思議そうな顔でポーッとしていました。
泣き声が耳に入ってこない時間ができることで、私自身も落ち着きを取り戻すことができました。
今でこそ娘の泣き声には慣れましたが、生後2ヶ月で必死な時ですから、泣き声が結構辛かったんですよね。
他の子だったら全く逆の結果になるかもしれないですし、きっと子どもによって合うものがあるんでしょうね。
助産師相談を利用
生後2ヶ月当時、本当によく泣いていて、声も大きく、時には叫び泣きをしていました。
助産師さんや小児科医さんに、「声量あるね〜!」とか、「お腹からしっかり声だすね!」などと言われたので本当に大きかったんだと思います。
そして声が枯れてしまい、何日も枯れたままの状態が続いたので心配になり、地域の助産師相談会へ出向きました。
助産師さんは「そうなんだ〜。お母さん頑張ってるね。」と優しく話を聞いてくださいました。
そして、いただいたアドバイスは次の通りです。
<アドバイス①>
低月齢の赤ちゃんは、「ずっと同じ体制でいるの飽きたな〜」って泣くこともあるし、特に理由がなくても泣くこともある。
だから理由を探して色々試してダメだったら、「わからないけどなんか泣きたいのね〜」って思ってればいい。
泣き止ませようと頑張りすぎなくていい。
泣いてる時にちょっとお茶一杯飲んだりしても大丈夫だから、お母さんも休息をとろう。
<アドバイス②>
抱っこの仕方はワンパターンじゃなくて良い。
赤ちゃんがしっくりくる抱っこがあるかもしれないから、色々な抱っこの仕方を試してみては?
娘を連れて行ったので、抱っこの仕方については実際に教えてもらいました!
「えっ、そういう抱っこしていいの?」とびっくりしました。
確かに私は、「首座り前」ということを気にしすぎて抱っこがワンパターンになっていました。
帰宅してからさっそく教わった抱っこを色々試してみました。
泣きやむことはありませんでしたが、抱っこの仕方を変えることで私自身の気分転換になったのは良かったです。
まとめ
ビニール袋カシャカシャ ×
掃除機 ×
ドライヤー ×
動画配信サイトの泣き止ませミュージック ×
ベッドメリー △ ※3ヶ月から○
ガラガラ △ ※3ヶ月から○
胎内音の鳴るおもちゃ ×
スリング ×
バウンサー △ ※3ヶ月から○
妊娠中から歌っていた子守唄 ○
換気扇の下で抱っこ ○
水を流す音 ○
■色々試してダメなら、泣き止ませようと頑張りすぎなくていい
■抱っこのパターンを何パターンか試してみよう
産後2年経ち、今は、子どもが泣くことに対してマイナスなイメージは持たなくなりました。
特に、赤ちゃんからだんだん幼児へと変わっていく1歳以降は、我が強くなることで泣くパターンがほとんどなので、泣くことで感情を発散したりコントロールしたりしているんだと思えるようになりました。
でも赤ちゃん時期は、育児が始まったばかりで精神的に張り詰めていたのもあり、「なんで泣き止んでくれないの…」と悲しくなったりしていました。
今の私から、当時の私に言ってあげられる言葉があるなら、こう伝えたいです。
肩の力を抜いて大丈夫だよ。元気に育てばそれでいいよ。
赤ちゃん時期の泣き顔、とっても可愛いよ。そのうち見たくても見れなくなるから、堪能しておいてね。