育児の悩み PR

どうしても周りの子と比べてしまう時に、心を楽にする秘訣

比較してしまうこと
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『他の子と比べなくて良い』
『子それぞれのペースで良い』

それはわかっているし、決して比べているわけじゃない。

でも、集団の中では、他の子が見えてしまう分、どうしても無意識に比べてしまっていることに気づきます。

比べたくないんだけど、比べてるなぁ…
なんて、自分が嫌になったりすることありませんか?

私はこう思います。
比べちゃいけないって頭でわかっているのなら、比べてちゃってもOK!

ただ、自分の中に、心が軽くなる “おまじない” を作っておくと、もっと気持ちが楽になりますよ😊

この記事では、比べたくないのに比べてしまう時に心を健康に保つ方法を提案します。
乳幼児期を対象にした内容になっていますが、考え方としては、学童期でも同じように考えることができると思います。

他の子に目がいく場所と心情例

まず、他の子に目がいきがちな場所と、その時に抱きやすい心情例を考えてみたいと思います。

他の子に目がいきがちな場所としては、下記が一例に挙げられます。

■公園・子育て支援施設
■プレ幼稚園
■園の保護者参観
■習い事

私自身の経験談も交えて、一つずつ考えていきます。

公園・子育て支援施設

施設 外遊び
公園や子育て支援施設など、親子でべったり一緒に過ごす場所。
他のお子さんも目の前で活動している環境ですね。

そのため、どうしても、
「えっ、もうそんなことできるの?」とか、
「ちゃんとお友達に優しくできていてすごいなぁ…」とか、
他の子に目が行きやすいですね。

ただ、近所の公園や子育て支援施設であれば、“狭い環境” であり、遊びに来るメンバーがいつもだいたい同じです。

なので、たまたまよくできる子が集まっているかもしれないんです。

これは私の経験です。
たまたま周りのお友達が成長の早い子ばかりで、1歳前には歩いていたし、1歳2〜3ヶ月頃からもういくつか単語が言える子達でした。

娘が歩き始めたのは1歳0ヶ月。
単語が出始めたのは1歳5ヶ月。
今考えると全く遅くはありません。
でも当時は、「うちの子だけ、なんで遅いの?」と、思ってしまっていました。

公園で、その子達が元気に歩き回っている中、娘は地べたに座ったまま。

頭では、「別に気にすることじゃないし、この子はこの子だ。」と思っていても、
歩き回ったり、「どうぞ」と言葉を発したりする子達を目の前で見ていると、「うちの子も、もっと動いてくれたらみんなと一緒に遊べて楽しいだろうな…」と思ってしまうこともありました。

ほんの3〜4人しか見ていないのに、その3〜4人がたまたま成長の早い子達だっただけなのに、やはり無意識に比べてしまっていたのです。

初めての子育てで、視野も狭くなっていたのだと思います。

もう少し広い世界を見るようになって、やっと、「あ、全然遅くなかったんだ…」と気づきました。

プレ幼稚園

プレ幼稚園
幼稚園に通う場合、入園の前年には「未就園児クラス」、いわゆる「プレ幼稚園」が始まる園もありますね。
通う頻度や期間は園により様々ですが、それまで未就園だった子にとっては、集団生活の第一歩となります。
プレ幼稚園は、保育園と違い、親も一緒に活動します。
したがって、他の子の様子も目に入る環境です。

さらに、外遊びや支援施設などと違う点は、集団生活に慣れることを目的とした活動をするという点です。

具体的には、一人ずつ名前を呼ばれて「はい!」とお返事をする、とか、みんなで列になってリズム遊びをするとか。
要は、みんなで同じ動きをすることが多くなります。

そうなると、「自分の子だけできない」という状況を目の当たりにするのです。

うちの娘は、人前で言葉を発することが苦手なので、お返事ができません。

そのうちできるようになればいいと思っているし、なんならずっとできなくても、これも個性なので「ダメな子」なんて全然思っていません。

でもね、そうは思っていてもね、元気よく「はーいっ!」ってニコニコでお返事する子達を目の当たりにするんです。

先生が「はい、上手にお返事できました〜!」って言ったり、親御さんが「すごいすごい!」って頭を撫でたりするのを見ながら娘の番がくるのを待ち、娘はできなくて、その後の子達もまた順調にお返事していく。
そんな状況の中では、どんなに「気にしてない」って思っていたって、「みんな元気でうらやましいな。うちの子もできればいいのに…。」とも思ってしまうんです。

保護者参観

保護者参観
保育園、幼稚園、こども園などの保護者参観日は、自分の子と同様に、他の子の様子も見られる日ですね。
家では見せない立派な姿が見られて感動すると同時に、他の子より劣っている面も見えるかもしれません。
そうすると、「この子なりの成長を感じる!」と嬉しく思う反面、「みんなはもっとすごいな…」と思ってしまう心情になりやすいですね。

習い事

習い事
習い事も、幼児期はまだ親が一緒に行って見学することが多いですね。
水泳や体操など集団での習い事であれば、能力の秀でた子、まだ芽が出る前の子、それぞれ必ずいるものです。

 

いくつか例を挙げてみましたが、何か言いたいのかというと、、
ここから本題に入りますので続きをお読みくださいね

「比べてはいけない」それはわかっている

私が言いたいのは、
他の子と比べたくないと思っていても、目の前に見える状況下では無意識に負の感情も出てしまうのは普通なことですよ
ということです。

比べてはいけないとわかっている。
比べるべきなのは他人ではなく過去の我が子。
我が子のペースを大切にしたい。
我が子の個性を大切にしたい。

全部本音なんですよね。
自分に言い聞かせているわけでもなく、心からそう思っている。

なのに、やっぱりちょっと比べてしまってる自分もいる。

それ、普通のことです。

それで大丈夫です✨

私は、そんな自分の感情も全て受け入れることにしているんです😀

人は、心の方向が二方向あるとストレスになりやすいんです。

仕事が辛い ↔️ 頑張りたい

自分の時間がほしい ↔️ 贅沢言っちゃダメだ

真面目で頑張り屋さんな人ほど、二方向になりやすいです。

「そんなふうに思いたくない、思いたくない」って思っているとしんどいけれど、「そう思ってもいい!」って割り切ってしまったら、案外楽になります。

そして、私はさらに、次のような方法で心を楽にさせています。

おまじない言葉を作る

「あー、今また比べちゃったなぁ」という時に、自分の気持ちが楽になる言葉を、心の中で唱えています。

おまじないと同じようなイメージです。

「痛いの痛いの、とんでいけー!」も、おまじない言葉の一つですね。
本当に飛んでいった気がして少し落ち着きますよね🤗

そんなイメージで、何か自分の心が落ち着くおまじないを唱えてみるのです。

私がよく心の中で唱えているのは、こんな言葉。

「私はこの子の良いところ沢山知ってるもん!」

これを心の中で唱えると、周りと比べてしまった自分も受け入れつつ、娘への愛もあふれてくるので、なんだかスッキリするんです😀

それから、これもよく唱えるかな。

「うん、楽しそう!」

娘は手遊びや歌が大好きなのですが、人前ではできません。
でも娘の表情をよく見ていると、手や口は動いていなくても楽しんでいるのがわかります。
他の人から見たら、つまらないように見えるかもしれないけれど、ちゃんと参加して楽しんでいます😊

できれば手を動かしたり、声を出したりしてほしい。
家ではできるのに、できないと思われるのは悔しい。
そんな気持ちに毎回なりますが、「うん、楽しそう!」と心の中で言ってみることで、「この子が楽しければいいじゃん!」って、スーッと気持ちが楽になります😊

パワーを蓄えている時期!

人前で動けなかった娘に、ある先生はこう言ってくださいました。

「今はパワーを蓄えてる時期なんだよね!たくさんパワーが溜まったら、一緒にやろうね!」

無理強いせず娘のペースを尊重しながらも、そっと背中を押してくださったこの言葉は、とても嬉しかったです。

「今はパワーを蓄えている!」

この言葉も、おまじない言葉としてよく唱えています。

みなさんにも使えそうなおまじない言葉はありましたか?
おまじない言葉のポイントは、あえて「比べてもいい」という意味合いの言葉にしないこと。
例えば「うちはうち。よそはよそ!」
この言葉は、比べている自分に言い聞かせる意味合いが強くなり、先ほど書いたように気持ちが二方向に分かれてしまう原因となります。
あえて、「比べるうんぬん」から離れて、全く別の観点から作ってみると良いと思います。

できるようになった時の喜び

みんなができて、自分の子にできない事。
それができるようになった時は、この上ない喜びがあります!

その喜びを一旦味わうと、次にまた味わえる時が楽しみになります!

だから、「はぁ〜…またうちの子だけできない…」ではなく、「できるようになるのが楽しみだな〜!」って思えますよ!

娘の場合、「バイバイ」と手を振ることが、なかなかできませんでした。
人と関わるのが苦手で家族以外にはできなかったんです。

先生やお友達が手を振ってくれても返すことができないのは、個性だから仕方ないと思う反面、正直恥ずかしさや残念さ、相手の方への申し訳なさなどがありました。
一年くらい、そんな気持ちを抱えざるを得ない日々でした。

初めて手を振ることができた日、私は嬉しくて嬉しくてたまりませんでした。
その後も、人にニコッとほほえむ、人の問いかけにうなずく、など、同年齢の子達が当たり前にできることも、「できるようになるのが楽しみ!」という気持ちで前向きに構えていられるようになりました。

ぜひ、「できない」イコール「大きな喜びを味わえる特権」だと思って、その時を楽しみに待っていてほしいと思います😊

まとめ

周りの子と比べてしまう時は… まとめ

■比べてしまう自分を無理に否定せず、受け入れてみる
■おまじない言葉を唱える
■パワーを蓄えている時期だと捉える
■「できない」=「大きな喜びが待っている」

あまり「比べちゃダメダメ!」と思わずに。
比べちゃう自分を否定せずにいきましょう😊
人間なんだから、比べちゃうの当たり前😊

自分の子は愛しくて可愛くて仕方ないって、その気持ちがあれば万事OKじゃないかな🤗✨

子どもの個性って本当に尊いものですね✨

うちはよく「おとなしく座っていられて偉いね」と言われますが、私は元気いっぱいで天真爛漫な子がうらやましくなるんです。
この子は動きたいけど緊張して動けないだけだからストレスが溜まるだろうなって、親としては心配だったりするんです。
でも元気いっぱいな子の親御さんには、きっとまたそれなりに悩みがあるんですよね。

それぞれの子の個性を尊重して、短所も長所と捉えてあげられると良いですよね😀

良いところをグングン伸ばしてあげる子育てをしていきたいです✨

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