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産後に悩まされた指のこわばり 〜寝起きに指がカクカクするのはなぜ?〜

指
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産後は骨盤が緩むとか、腰痛がひどくなるとか、そういうのはよく聞くし、私もそうでした。
でも私、あまり聞いたことなかった症状も出たんです。

それは、寝起きに指がこわばり、動かすとカクンッとなる症状です。
周りのママ友さん達に聞いてみても、「それはないなぁ〜」という感じで、レアケースなのかな?と思いました。

もし同じような症状に悩むお母さんがいらしたら、この記事を読んでいただき、「私もー!わかるー!!」と思ってもらえたら、私も嬉しいです。

寝起きに指がこわばる症状

産後6ヶ月ほど経った頃でした。
朝起きた時に指がこわばっている感じがあり、痛みはないものの、曲げるとスムーズに動かず、カクッカクッとなるのです。
カクカクなったのは、中指・薬指・小指の3本で、左手のほうが症状が強く出ました。

その症状は起床時だけで、30分程すれば気にならなくなるのですが、起きてすぐは物を掴むことすらできなかったので、悩まされていました。
朝だけでなく、昼寝から起きた時も同様の症状が出ました。

整形外科を受診

インターネットで検索してみると、「リウマチの初期症状」や「ばね指」などと出てきました。
不安になっていても仕方ないので、整形外科を受診することに。

結果、触診やレントゲンでは、「異常なし」という診断でした。

「産後だから、ホルモンバランスの乱れによる一時的なものでしょう。そのうちなくなると思うので様子を見てください。腫れや痛みが出たらまた来てください。」

とのことで、特別な処置も薬の処方もありませんでした。

整骨院を受診

整形外科を受診してから2週間。
症状は変わらず、寝起きに指がこわばってカクカクする状態は続きました。
引き続き様子を見ようかとも思いましたが、セカンドオピニオンで整骨院へ行ってみることにしました。

整骨院での診断は「筋肉疲労」

問診・触診をしてもらって、まず聞かれたのが、
「病院には行きましたか?」
でした。

病院へ行って骨に異常なしと診断されたのであれば、関節や筋肉が疲労しているのだろう、とのことでした。

原因として、以下の三つが挙げられました。
育児によるもの
産後のホルモンバランスによるもの
筋力低下によるもの

育児によるもの

まず、育児によるもの。

これは、子どもを抱っこすることで手が酷使され疲労している状態。
一言で “抱っこ” と言っても、寝かしつける時やぐずった時だけでなく、日常生活の中では、“ちょこっと抱っこ” が多いんですよね。

授乳する時や、食事イスへの上げ下ろし。
バウンサーへの上げ下ろし。
お風呂に入れるのだって、わりと大変。
まだおすわりが安定していなくて、コロンと転がってしまう状態から起き上がらせる動作も頻繁でした。
外出すれば、さらに “ちょこっと抱っこ”は増えます。

この “ちょこっと抱っこ” の蓄積で手が疲労していたのかもしれません。

ホルモンバランスの変化によるもの

抱っこでの筋肉疲労に加えて、ホルモンバランスの変化も原因の一つとのこと。
特に産後はホルモンバランスの変化で、関節や筋肉にも不調が出やすいのだそうです。

ちなみに、ホルモンバランスにどのようなことが起こるのかを簡単に説明しておきます。

女性は妊娠を機に、エストロゲンという女性ホルモンがグングン上昇します。
出産の時を迎えるまでグングン上がり続け、出産すると、一気にストーン!と急降下。
この急激に変化する時が一番大変なのですが、生理が再開するまでエストロゲンの低下状態は続き、その間も体や心に様々な不調が出ます。

私の場合、指のこわばりという症状が出ていたのはちょうど生理が再開した頃でした。
産後長期間エストロゲンが低下していたことや、生理の再開で変化が起きたせいもあったのかなと思います。
同時期、指の症状の他に、ひざの痛みにも悩まされていました。

筋力低下によるもの

筋力が弱い人ほど、抱っこで指に負担が掛かると言われました。
なるほど、支える力がないと確かにそうなるなぁ、と納得できました。
産後、たいていの人は筋力が低下するそうですが、私はもともと産前から筋力が弱いので尚更だな…と納得してしまいました。

 

さて、「育児やホルモンバランスが原因」と言われたのは、整形外科でも整骨院でも同じでした。
ただ、整骨院では症状緩和に向けてのアドバイスをもらうことができました。

整骨院で勧められたストレッチ

指がこわばる症状の改善策として、整骨院でおすすめされたのはストレッチでした。
体をストレッチするのと同様、指もストレッチをすると良いそうです。

※ここで紹介するストレッチは、私の状態を診てもらっておすすめされた緩和法です。これを実行する前に、まずはご自身で病院を受診してください。その上で参考にしてください。これを実行したことで生じた不具合などには責任を負いかねますのでご了承ください。

①腕をまっすぐ前に伸ばす。

以下は全て、ゆっくり、気持ちいいと感じるくらいの力加減で行います。

②中指・薬指・小指を反対の手で握って反らす。
※私の場合、症状が出た指がこの3本だったので、この3本なのかもしれません。
中指 親指 小指

③同様に、今度は、薬指・小指だけを握って反らす。
親指 小指

④同様に、小指だけを握って反らす。
小指

⑤手のひら全体に反対の手のひらを当て、ストレッチ。
手のひら

⑥今度は逆に、手の甲に当て、ストレッチ。
手の甲

⑤⑥は、手首から腕にかけてが伸びているイメージです。

ストレッチを実践した結果

私の症状を診た整骨院の先生には、「ストレッチは毎日行ってください」と言われたので、私は毎晩寝る前にやりました。

指があまりに凝り固まっていたせいか、始めはしんどかったので、無理のないように、軽めに、短時間で行いました。

毎日やっていくうちに、徐々に「心地よい!」と思えるようになり、「伸びてる〜!」という感覚を味わいながらできるようになりました。

そうなると、次は、「伸びてる〜!」の感覚が少しずつ減っていきました。
柔軟性が出てきた証拠かもしれません。

そうなってきたら、寝起きのこわばりが日に日に和らいでいきました。

症状がでなくなってからストレッチをやめたのですが、そうしたらまた症状が出てしまいました。(以前ほどではなかったです。)
そしてまたストレッチを続けたら改善されたので、ストレッチには効果があるんだな、と実感しました。

早いものでもう産後2年ほど経ちましたが、今でもこのストレッチは日課にしています。

一日の終わりに、「私の手よ、今日もお疲れさま!」という気持ちで行うと、気持ちもスッキリするんです🤗

まとめ

産後6ヶ月の時、【寝起きに指がこわばりカクカクする症状】に悩まされた私の経験談でした。

まとめ

■まずは病院へ行ってきちんと診察してもらい、異常がないとわかってから整骨院へ行った。
■育児による筋肉疲労、妊娠・出産によるホルモンバランスの変化、筋力低下が考えられるとの診断だった。
■教わったストレッチを毎日続けることで症状は改善した。

産後って、本当に色々な不調が出ますね。

私は全身が痛かった時期もあり、心の不調が出た時期もありました。

みんな一緒だな〜って、お母さん達みんな頑張ってるんだよな〜って思うと、勇気づけられました。
私も、そんな風に誰かに勇気を与えられたらいいな、と願って、ブログを書いています😊

今日もお疲れさまです✨

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