先日、娘(1歳7ヶ月)が『天秤おもちゃ』で遊ぼうとしていました。
その時の反省を書きたいと思います。
おもちゃの遊び方をサポートしてしまったこと
天秤おもちゃとは、その名の通り天秤なのですが、『どうやって乗せれば左右の釣り合いがとれるか』を考えて楽しむおもちゃです。
娘はまだ天秤を理解できないので、
「こっちに一つ乗せたら、こっちにも一つ乗せると、まっすぐになるのよ」
と言って、やって見せたものの、やはり理解できず。
そこで、娘が一つ乗せたら私が反対側に乗せる、また娘が乗せたらその反対側に私が乗せる、という方法で、うまく天秤の釣り合いを取らせました。
気づかせてくれたのはパパ
家に帰ってパパにその話をしたら、
「そのおもちゃさ~、自分なりに触ってるうちに仕組みを発見することが醍醐味なんじゃない?」
と言われました。
…本当にその通りです。
そして、
「いつもユミが言ってるよね。初めて触るおもちゃは、まず好きなように遊ばせようって。」
…そうでした。言ってます。
何気なく、「聞いて聞いて、今日ね…」というつもりで話したことがきっかけで、パパから大切なことを気づかせてもらいました。
子どもの様子を夫婦で共有することって大事だなと改めて思いました。
我が家で気をつけていること
我が家は一人っ子ということもあり、ベッタリ一緒に何かをする時間が多くなってしまうため、常日頃から手を出しすぎないように気を付けています。
おもちゃに関しても、次のように意識しています。
・本来とは違う遊び方をしてもOK
・間違っていても「そうじゃないよ」と否定しない
・遊び方を教えるときは「こうするのよ」ではなく、「それ楽しいね~」と子どもの遊び方を肯定した上で「こうしてみるのはどう?」と“提案”をする
・子どもから求められるまでは手助けしない(崩れそうだからと支えたり、うまくできるように誘導したりしない)
まとめ 〜好奇心や想像力を育てたい〜
実際、子どもの発想とはおもしろいもので、
「ほほーう。そういう風に遊ぶんだ~。おもしろい!」
と思うことが多いんです。
なのに、今回の天秤は完全に正解を教えようとしてしまいました。
そもそも、「左右の釣り合いをとる」が正解、という概念もなくしたほうが良かったなと思います。
もしかしたら、子どもは釣り合いがとれている状態より、傾いている状態がおもしろいと思ったかもしれない。
それなら、その視点をまずは肯定してあげたい。
天秤の原理なんて、もう少し大きくなってからでいいじゃない!
月齢的にも、まだまだ自由に、危険のない範囲でぐちゃぐちゃにしながら遊んでもらいたい!
それが、『好奇心』、『想像力』、『自分で考える力』に繋がっていけばいいなと思っています。