分割された2枚を合わせて絵を完成させる知育玩具「絵合わせカード」がとても重宝しているので、その魅力を書きます!
購入した「絵合わせカード」は、講談社の『しゃしんでわかる やさい・くだもの ぴたっ!とカード』です。
商品写真の掲載が禁止のため、イメージが沸きづらいと思いますが、ご了承ください。
※当記事に掲載しているカード画像は、私が手書きしたもので、イメージです。
購入したのは1歳4ヶ月の時。
1歳11ヶ月になった今もお気に入りで、「カード!カード!」と言いながら私のところへ持ってきます。
絵合わせカードを購入したきっかけ
購入したきっかけは、娘が食べ物に興味を持ち始めたからです。
絵本を読んでいるとき、食事のときに、「これなぁに?」と言いたそうに指をさすようになった頃です。
書店でたまたまこの絵合わせカードを見つけて、「これは果物・野菜の名前がたくさん覚えられるし、知育玩具として長く遊べそう」と思い、購入しました。
『しゃしんでわかる やさい・くだもの ぴたっ!とカード』特徴
購入した『しゃしんでわかる やさい・くだもの ぴたっ!とカード』(※以下、目次内には「絵合わせカード」と書かせていただきます)の特徴は以下の通りです。
・1歳から遊べる
・絵ではなく写真なので特徴を覚えやすく、観察力が育つ
・ウラは全体の外見と断面になっていて、オモテとウラで違う遊びが楽しめる
・ひらがなとカタカナで野菜・果物の名前が書かれている
・32枚入り(16種類の野菜・果物)
「絵合わせカード」説明書にある遊び方
オモテを使う遊び方その1
ばらばらに並べたカードの中から、写真が完成するよう2枚のカードを探して、ぴたっ!と合わせる。
(対になるカードを探して野菜・果物を完成させる。)
オモテを使う遊び方その2
右半分の写真のカードと左半分の写真のカードに分け、どちらかのカードをばらばらに並べる。
もう一方のカードは山にして重ねておく。
重ねたカードを上から順番に取り、ペアになるカードを探す。
月齢が低いうちは、向きを揃えて並べたほうがわかりやすいかもしれません。
ウラを使う遊び方その1
ばらばらに並べたカードの中から、正面写真のカードと断面写真のカードを探してペアにする。
ウラを使う遊び方その2
正面写真のカードと断面写真のカードに分け、どちらかのカードをばらばらに並べる。
もう一方のカードは山にして重ねておく。
重ねたカードを上から順番に取り、ペアになるカードを探す。
「オモテを使う遊び方その2」と同じ遊び方です。
「絵合わせカード」我が家流の遊び方
我が家では、「説明書にある遊び方」以外にも、こんな遊び方をしています。
野菜・果物の名前を教える
買ったばかりの頃は、まずこうして遊びました。
親が1枚ずつカードを取り、写真の野菜・果物の名前を言いながら適当に置いていきます。
「リンゴの半分こ〜」、「ミカンの半分こ〜」などと良いながら置いていきます。
ペアになったものは、「リンゴ完成〜!」と言って置きます。
ウラ面の場合も同じ。
名前を言いながら、正面写真と断面写真がペアになるように置いていきます。
1歳を過ぎると、物の名前をどんどん吸収していきますよね。
私が並べていくのを、興味津々な顔でじーっと見ていました。
もちろん、ぐちゃぐちゃにしたい時期でもあるので、並べたカードをぐちゃぐちゃにしたい時は一旦並べるのをやめて自由にさせていました。
実物を見せる
果物・野菜の名前を覚える時にぜひやって頂きたいのが、「本物(実物)も見せる」ということです。
なぜか。
それは、乳幼児期には机上のお勉強よりも、五感を使った遊びが大切だからです。
五感を働かせることが、様々な能力の基盤となります。
実物は、大きさ、立体感、重さ、感触、においなど、絵や写真ではわからない感覚を学ぶことができます。
にんじんはザラザラしてるけど、ナスはつるつるしてるんだ
リンゴは重いけど、ピーマンは軽いんだ
固いものと柔らかいものがあるんだ
キャベツってこんなに大きいんだ
玉ねぎは触るとカサカサ音がする!ん?ペリペリってむけてきた!
大人が、
「つるつるだね!」
「固いね!」
などと言ってあげると、表現力や形容詞もどんどん身についていきますね。
時期によって手に入らない物もあるので、できる範囲で見せていました。
また、カボチャ、メロン、スイカなど丸ごと購入するのがちょっと難しいものは、お店に行って見せてあげました。
思ったより大きくてびっくりしたのか、目を輝かせて見ていましたよ。
また、「断面」という感覚がまだわからないと思ったので、包丁で切りながら、
「こうやって半分こにしたのがこれだよ。ほら、おんなじだね!」
と見せてあげました。
私の購入した『しゃしんでわかる やさい・くだもの ぴたっ!とカード』は、写真なので本物と見比べやすく、良かったです。
同じ色を集める
「緑はどれかな?」
「赤いものを集めてみよう!」
など、同じ色の果物・野菜を並べてみる遊びです。
色の認識を促すことができます。
月齢が低いうちは、
「トマトは、赤だね!」
「あ、イチゴも赤だ!」
と言いながら親が集めるのを見せていました。
色が認識できるようになると、子どもが自分で集めるようになります。
カードを指す
果物・野菜の名前がある程度わかるようになった頃にオススメの遊び方です。
裏面の正面写真のカード(全体の外見写真)を並べ、「リンゴはあるかな〜?」などと聞いていきます。
子どもは、わかれば指をさすと思います。
並べる野菜・果物の種類は、月齢が低いうちは少なめにして、徐々に増やしていくのがオススメです。
そのうち、半分の写真や断面写真でもわかるようになっていくので、そうなれば箱から出した時に正面写真のカードだけを選ぶ必要がなく、適当に出してぐちゃっと並べればいいので楽になります。
探せなかったり自信がなかったりすると指をささないこともあるかと思いますが、そんな時は、私はこうしていました。
私「メロンあるかな?」
娘「…..」
私「メロン、これかなぁ?」(メロンを指差す)
娘 うなずく
私「これかぁ!教えてくれてありがとう!」
「わからなかった…」という気分を味わせたくなかったので、「メロンはこれだよ」と言うのではなく、「ママが教えてもらった!」という雰囲気にしていました。
カードに描かれた物の名前を言う
発語できるようになった頃にオススメの遊び方です。
カードに書かれた絵の名前を言う遊びです。
1枚ずつ見せながら「これなぁに?」と聞いていきます。
言葉で言えるようになったことが嬉しくて、「みかんー!」などと活き活きと答えてくれます。
この時、私が気を付けたことは、正しく発音できなくても気にしないということです。
例えば、「じゃがいも」と言えるようになるまで「じゃいもー」と言ったりすることがあると思いますが、「じゃ・が・い・も だよ」などと訂正しませんでした。
「うん!じゃがいもー!」という感じで、さらっと正しく発音し次のカードに進みました。
正しく発音できるようになることが目的ではなく、楽しく遊ぶことが目的だし、娘が楽しく言葉を発していることを大事にしたかったからです。
それに、わざわざ訂正しなくても、すぐに正しく言えるようになるので大丈夫です。
手に取ったものと同じカードを探す
ぐちゃぐちゃに並べたカードの中から「どれにする?」と好きなカードを1枚取らせ、それと同じ果物・野菜のカードを探す。
これもオモテ面、ウラ面が混ざった状態でもわかるようになれば、並べるのが楽です。
大きくなったら競争しても楽しいかも。
「どれが好き?」
カードを並べて、一緒に見ながらおしゃべりを楽しみます。
おしゃべりと言っても、子どもは話せなくても大丈夫。
例えば、
「さっきキュウリ食べたね!」
「ミカンは皮をむいて食べるね。」
など、親が話してあげればいいと思います。
また、「どれが好き?」と子どもに聞いてみるのもオススメ。
好きという意味がわからなくて指をさせなかったら、
「ママはね〜、バナナが好き!あま〜くておいしいから!」
と、おいしそうな顔をしながら話せばいいのです。
反応がないように見えても、子どもは親の話す言葉を聞きながら脳を活発に働かせています。
まとめ
・リアルな写真だからイメージがわきやすい → 本物と見比べやすい
・断面がわかる
・ひらがなとカタカナで野菜&果物の名前が書かれている → いずれひらがな・カタカナの勉強にもなる
・机上のお勉強だけにとどめず、実物と見比べるなどして、五感を使った遊び方も取り入れよう!
・全ての遊び方において「知育」を意識しすぎず、純粋に“一緒に楽しむ時間”を大切にしよう!
娘は、購入したばかりの頃、カードという形状が初めてで新鮮だったようで、もうそれだけでおもしろがっていました。
今後も長く遊べそうなので、本当に購入して良かったです。
最近では、ペアにした時にきっちり重ならないと不満のようで…、
なかなかきっちり重ならないときは、「アーッ!」って悔しがったりします😁
最後までお読みいただき、ありがとうございました。
これからも一緒に子育てを楽しんでいきましょう😊